今回のワークショップは、昨年2回のワークショップを経て書き直した上演台本第一稿と、決定した出演者による、本稽古に入る前の事前ワークショップでありました。
歌稽古も曲先行のナンバーに歌詞をつけたり、コーラスも丁寧にあたることができて、各ナンバーのイメージを伝えて共有する段階にコマを進めることができたような気がします。
今回、一番面白かったのは、登場人物のプロファイル、共通の思い出、共有空間などを話し合うディスカッションの時間でした。最初は口が重かったキャストも、どんどんイメージが連鎖して最終日などは話が弾み、このままいくらでも話していたいという思えるような楽しい時間となりました。
そして、その後の読み合わせでは、人間関係や状況に変化が生まれはじめ…「あぁ、このまま本稽古に突入したい」という衝動に駆られてしまいました。
残念ながら、ここで再び三ヶ月間の熟成期間となるわけですが、私としては作家の思考を離れ演出家の視点を持つ意味でも、キャストの人となりをを知る上でもとても有意義な時間となり、5月からの本稽古に向かい有効なプラン作りの糧となる貴重なワークショップとなりました。
ミュージカルにおけるオリジナル・キャストのクレジットが持つ特別な意味を、実感したPre-Workshop。
キャストのみなさんが、同じように感じてくれていたら嬉しいなぁ…。
今はただ…熟成期間を経た5月の再会が本当に楽しみ。
この熟成期間中、制作的な情報も決まり始め、具体的な公演内容の詳細情報をお届けできるようになると思いますので『迷子』の動向を見守っていただだけたら嬉しいです。

